いざマットレスを通販で購入する!
そうなると、お手軽な通販サイトを見に行っきますよね。
男性ならAmazon、女性なら楽天という人が多いんじゃないでしょうか。
大体どのくらいの値段なのかな~とか、購入するときの目安にしたいですからね。
楽天市場のマットレスランキングを見ると、なんと1万円を切るお値段のマットレスがずらりと並んでいました。
各店舗の販売ページを見てみると、マットレスについての詳しい解説…どれもいいことばかり書いてます。
一方で、デパートや寝具専門店では10万円を超えるようなマットレスもよく売れていますよね。
そうなると、「結局高いマットレスとどう違うの?」という疑問が出てきます。
そこで今回は、高級マットレスと格安マットレスの違いについて、調べたことをまとめます。
→腰痛持ちの筆者オススメ!イチオシマットレスはこちらをタップ
楽天で売られている格安マットレスの5つの特徴
まずは楽天で販売されているマットレスの特徴をまとめてみました。
- 最安値は3,000円を切る
- 高反発のウレタンフォーム素材、三つ折り式マットレスが主流
- カバーの色が選べる
- 軽量で持ち運びが便利
- 安値だが長期保証がついている
- どこでどのように生産されているか明記されている
最安値は3,000円を切る!
楽天市場で販売されているシングルマットレスの最安値は2,041円(2016年12月末現在)と、信じられないような価格になっています。
ランキングでの傾向を見ると、5,000円~7,000円前後の価格が多く、大半が送料無料です。
価格としては、材質がポケットコイルのもの、マットレスの厚みが大きくなるほどに値段が上がっているようです。
高反発のウレタンフォーム素材、三つ折り式マットレスが主流
楽天で売られているマットレスには高反発のものが多いです。
またほぼすべてのページで「腰痛持ちの方は高反発のマットレスがオススメ」というPRがされています。
低反発のやわらかいマットレスでは体の重たい部分が沈んでしまい、腰痛をかえって悪化させてしまう…。
このくだりを説明した画像がわかりやすくて有名ですね。
また、三つ折り式で軽量、収納用に畳むことができるものも多く見られます。
ウレタンフォーム素材で洗濯ができない代わりに、部屋の中で立てて換気ができるよう設計されているんですね。
カバーの色が選べる
厚さが8~10cm前後の薄めのものでは、カバーが付属するマットレスもあります。
カバー素材には通気性に優れたメッシュ素材が多く採用され、簡単に外して洗濯ができるので清潔さを保てます。
こうしたカバー付属のマットレスはカラー展開もされています。
インテリアを気にする方やお子様のいるご家庭に人気のようです。
軽量で持ち運びが便利
こうした折り畳めるマットレスの軽さもよく取り上げられています。
シングルサイズでは4.5kg~6.5kg前後のものが多いです。
小さなお子様や女性の方、腰痛を持つ高齢者でも簡単にお手入れできるというわけですね。
安値だが長期保証がついている
こうした安値のマットレスであっても、大体の販売店では1年間の保証がついていました。
価格は安いけど、1年の安心保証付で無償交換もできます!と銘打たれています。
どこでどのように生産されているか明記されている
特徴的なことのひとつに、各販売店のページでは「マットレスがどのような素材で、どういう過程を経て作られているか」が詳細に画像で説明されています。
ほぼすべての販売ページで記載されていること
- 低ホルムアルデヒド仕様であること
- ウレタン独特の匂いを抑えていること
- 国内工場で生産していること
- 国際規格に認定されていること
など、寝具として毎日使うものだということを踏まえ、こだわりや安全性、品質を重視しているようです。
高額マットレスとどう違うのか?
では、これらの特徴を備えた安価なマットレスと、高額なマットレスではどのような違いがあるのか、表にして見ていきましょう。
こうして、表にしてみると、あながち安かろう悪かろうという商品ではないこともわかります。
項目 | ~1万円までのマットレス | 1万~それ以上のマットレス |
使える期間(耐久性) | 記載なしが多い | 最長10年 |
返金サポート | なし(1年間の保証あり) | あり(モットンなど) |
お手入れのしやすさ | 軽量で三つ折りができる | 重たいものもある |
厚み | 5cm~10cm前後 | 10cm以上 |
素材 | 殆どウレタンフォーム | 特殊ウレタン・特殊素材 |
安いマットレスは長く使えない!?
格安マットレスで最も不安に思う点は耐久性です。
何年使えるかという目安が書かれている商品が非常に少ないです。
- 大体何年程度持続して同じ体重分散ができるのか
- 使用年数は何年なのか
- へたれないまま使うことができるのか
楽天で販売されているマットレスには、以上の点がほとんどの販売ページで確認することができませんでした。
つまり、耐久性としてみたとき、長期間の使用を保証していないということになります。
どれだけ体重分散に優れた高反発マットレスだったとしても、長く使ってへたれてきてしまえば意味はありません。
その点、高額なマットレスは5年~10年単位での使用を見越した設計をしている販売店が多くありました。
返金保証のあるマットレスは少ない
安価で販売されているマットレスにも1年間の保証がついているものが多くありました。
しかし、開封後の返品ができない販売店はやはり多いです。
さすがに「実際に使用してみて睡眠環境が改善されなかったので返品お願いします」では対応はしてくれないでしょうし…。
安くていいものだと言うのなら、やはり一度使ってみたい、というのが本音です。
ちなみに高額なマットレスの中で、唯一90日間の使用期間の後に返金サポートがあるのは「モットン」のみです。
モットンについては、こちらのページで紹介しています。
→モットン口コミ15人の体験談から分かる、向き不向きと腰痛改善効果
安いマットレスがお手入れのしやすさは良い
安いマットレスの中には三つ折り式になっていて、屏風状にして換気することができるものが多くありました。
また軽量なもので4.5kg前後のマットレスもあります。
「重たくて干すときに持ち上げるのがキツイ…」という方にはやさしい設計です。
腰痛があると重たいものを持ち上げることも辛いときがあるのでありがたいですね。
一方高額なマットレスには厚みがありますし、天日干しできるものもありますが、竿にかけるまで一苦労…といった面も見られます。
高額マットレスの素材は独自開発
ウレタンフォームはダニなどを寄せ付けず、高反発で体重を分散するため、多くのマットレスで採用されている素材です。
価格1万円を切るマットレスの大半が、このウレタンフォームを使用しています。
反面、ウレタンフォームは洗濯や天日干しができません。
また質によっては使用してから数か月で体の型にへこんでしまう…などといったこともあるようです。
その点、高額なマットレスのほとんどでは、ブランドが独自に開発した特殊素材を採用しているところがほとんどです。
他社との差別化を担っている大きな要因がこの特殊素材です。
マットレス購入の際にはどのような素材で作られているのか、確認しておきたいですね。
→腰痛持ちの筆者オススメ!イチオシマットレスはこちらをタップ
結局、安いマットレスは買いなのか?
安いものがたくさんある楽天市場のマットレスランキング。
お手入れしやすくて軽いし、三つ折りにすればソファや背もたれにもできます。
ネット通販は大変便利ですし、大きな荷物になりますが買いに行く手間もありません。
しかし肝心の睡眠環境がしっかり改善されるのかというと、長い目で見たときには効果は薄いと言えるでしょう。
他のことはしっかり書かれているのに、年単位での耐久性が明記されていないことからも、まだそれだけの実績がない・長く使用されていないと判断できます。
毎日の睡眠時間を長期的によくしていこうとするなら、ある程度お金を出して、本当に快適なマットレスを選択していきたいですね。