東京西川の高機能マットレスボナノッテについて、商品の特徴と腰痛改善効果についてまとめました。
高反発ウレタンフォームを使用した寝具を世界展開しているボナノッテは、まだそれほど日本国内での知名度が高いわけではありません。
しかしサッカー選手の本田圭佑をモデルに使用し、機能性の高さや体のサポート面を強く押し出しています。
その効果もあってか、腰痛で困っている人たちの間で、腰痛回復の効果が期待できると話題になっている寝具です。
実際のところ、ボナノッテの寝具は腰痛回復に効果があるのでしょうか。
ボナノッテの寝具の特徴と、良いところ、悪いところをまとめてみました。
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Contents
ボナノッテの特徴と種類
ボナノッテの寝具に使われているのは、高反発ウレタンフォーム「ファインセル」(東京西川独自開発)という独自開発の中材です。
ファインセルは適切な体圧分散を可能にし、理想の姿勢で眠ることができます。
硬すぎるマットレスや柔らかすぎるマットレスでは腰への負担が大きくなります。
しかし、ボナノッテのマットレスを使用することで、睡眠中の腰への負担が軽減できます。
ファインセルは通気性バツグン。布団タイプも用意されている保証付きマットレス
ファインセルは立体的な多孔性構造になっているため、通気性も高く、睡眠中の汗を拡散してくれる効果もあります。
私たちは睡眠中にコップ一杯分もの汗をかくと言われています。
その汗がマットレスにこもることなく蒸発し、朝起きるまでのあいだ快適な睡眠を期待できます。
ライフスタイルに合わせて、マットレスだけでなく、和室でも使用可能な布団タイプもラインナップされています。
海外のメーカーながらも、日本の市場を意識しているのがよくわかりますね。
マットレスタイプは12年の保証付き(布団タイプは3年)と、12年以上使える非常に耐久性に優れたマットレスです。
ボナノッテの製品ラインナップ
ボナノッテのラインナップは大きく分けて2種類あり、マットレスと三つ折可能な布団タイプがあります。
マットレスではありませんが、高反発ピロー(まくら)も売っています。
他のページで紹介しているニトリやアイリスオーヤマ、IKEAや無印良品のマットレスなどは、豊富な種類と価格帯が用意されています。
こうした大型量販店では選ぶのが楽しい反面、どれを選んでいいかわからないという欠点もあります。
しかしボナノッテは布団タイプか、マットレスタイプかその2つのみ。
品質に納得がいけばすぐに購入できる、という極めてシンプルな商品です。
ボナノッテはドルメオの進化版?
ボナノッテの販売元である東京西川では、「ドルメオ」という高反発マットレスも販売しています。
ボナノッテは東京西川の開発製品であるのに対し、ドルメオはイギリス発の高機能マットレスで、現在40カ国以上で使用されています。
後ほど紹介しますが、イトーヨーカドーを始めとする店舗ではドルメオよりボナノッテを強く推しています。
機能性の高さや価格など、あらゆる面でボナノッテとドルメオは似ている部分があります。
ドルメオの購入を検討している方は、ボナノッテと比較してみてもいいかもしれませんね。
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ボナノッテの良いところ
東京西川のマットレスボナノッテの良い所は次の3つです。
- 高反発で快適な睡眠を提供してくれる
- 保証期間が長い
- 製品を試せる店舗が多い
高反発で快適な睡眠を提供してくれる
快適な睡眠を手に入れることができること、それがボナノッテ最大のメリットです。
高反発ウレタンフォーム「ファインセル」が適度に体を包み込み、適正な姿勢での睡眠を提供してくれるため、毎朝すっきりとした目覚めを期待することが出来ます。
保証期間が長い
そしてボナノッテの素晴らしい点は、12年もの保証期間があるということです。
一般的なコイルマットレスの場合は、10年が寿命の目安と言われています。
しかしボナノッテのマットレスは、最低でも12年保証で、マットレスそのものの寿命を考えるとさらに長い期間使用することができます。
毎日体を休めるものだからこそ、長い期間同じように使えるものだと嬉しいですね。
製品を試せる店舗が多い
西川産業が取り扱っているため、イトーヨカドーを中心に、全国の実店舗で試すことができるのも嬉しいところです。
これまで高反発ウレタンフォームのマットレスを使ったことがない人にとって、その寝心地を実際に体感してから購入できるのは大きなメリットになります。
ボナノッテの悪いところ
ボナノッテの改善してほしいところ、他社と比較して劣る部分について以下の3つにまとめました。
- 洗えないので衛生面で不安
- カビ対策が必要
- 通気性が良くない
洗えないので衛生面で不安
ボナノッテは高反発ウレタンフォームを使用していますので、マットレスそのものを洗濯することができません。
飲み物をこぼしたり、子どもがおねしょをしたりした場合、カバーは洗濯できますが、マットレスそのものは拭き取ることしか出来ませんので、衛生面での不安があります。
日々のメンテナンスとしては、涼しく風通しの良い場所での陰干しを行う、というお手入れがメインになります。
カビ対策が必要
高反発ウレタンフォームを使用しているため、裏面に湿気が溜まりやすく、カビなどの原因になることもボナノッテのデメリットです。
ただし定期的にしっかりメンテナンスを行なっていれば、カビの発生は防ぐことが出来ます。
敷布団タイプのボナノッテは敷きっぱなしにせずに、上げ下げを行い、時間があるときには陰干しなどを行うことで、カビの活性は回避できます。
逆を言えば、定期的なメンテナンスが面倒だと感じる人には不向きです。
通気性が良くない
高反発ウレタンフォームを用いた高反発マットレスの場合、通気性の悪さから夏場はどうしても暑苦しくなってしまうことがあります。
冬場は暖かくて眠りやすい反面、通気性を高くする設計になっているとはいえ、蒸し暑く感じることも少なくないでしょう。
こればかりは、ウレタン素材マットレスの宿命だと言えます。
夏場の使用は、敷きパッドなどを併用して暑さ対策をする必要があります。
ボナノッテを実際に試してみた
マニフレックスとほぼ同じ、厚さ15センチと、高反発マットレスの中では平均的です。
ベッドフレームは一般的なものだとは思いますが、フレームを感じるような硬さはありません。
寝心地はとてもいい感じです。
ただ芯材が高機能ウレタン1種類なので、全身を包み込むような寝心地…とまではいかないです。
同じ厚みの寝具でも、このあたりは雲のやすらぎが勝っているように感じました。
とは言うものの、体重がかかりやすい腰、おしり、頭、ふくらはぎなどをしっかり支えてくれており、腰痛サポート効果は高いと思います。
今回はイトーヨーカドーで試したので、マットレスタイプのみ体験することができました。
布団タイプも試せればよかったですね。
ちなみに先ほど触れた同じ東京西川のドルメオは、写真のようにお試しできない状態で展示してありました。
やはり、西川産業のイチオシはボナノッテなのでしょう。
まとめ:ボナノッテは高機能。同じ価格帯の同類商品も多い
ボナノッテは高反発マットレスになりますので、機能的には腰痛改善を期待できる寝具です。
ただし、同じように高反発ウレタンフォームを使用した他社の高反発マットレスと比較した場合、あえてボナノッテでなければいけない理由はないように思います。
モットンなどはプラス1万円ですが、90日間返品保証もついています。
価格は高くはないですが、特別安いわけではないですし、同じような機能性の高さは他社製品も持っていると思います。
あえて言うならば、実店舗で試したい人や、初めて高反発ウレタンフォームの高反発マットレスを使うという人にはおすすめです。
実際に寝たときの感覚を実感することで、安心して購入に踏み切ることができるはずです。
またAmazon、楽天など大手モールで購入できるのも便利ですね。
あとは西川産業製造販売しているということも、よくわからないメーカーのマットレスではないという安心感を与えてくれます。
「西川産業が取り扱うボナノッテのマットレスなら間違いない」と考える人も少なくないでしょう。
言い換えれば、価格にはブランド力を含めた安心代が含まれているということです。
ブランド力を信頼の証と考える人にとって、ボナノッテのマットレスというのは訴求力のある商品になります。
多少価格が高くてもブランド力を大切にする人には、ボナノッテのマットレスはおすすめの寝具になります。