テンピュールのマットレスに寝てみたので、その体験談をレビューします。
たまたま行ったららぽーとの中で見つけた、テンピュールの実店舗。
腰痛持ちとしては「体験してみなくては…!」という衝動に駆られまして、その場で体験してきました(笑)
テンピュールといえば、全米満足度・売上No.1の実績を持つ超有名ブランドです。
なんとあのNASAが認定している唯一のマットレスメーカーなんです。
ホテルなどでもよく使われているので、寝たことがある人は多いかもしれません。
→腰痛持ちの筆者オススメ!イチオシマットレスはこちらをタップ
Contents
テンピュールってどんなマットレス?
「無重力状態にあるようなリラックス感」を売りにしているのがテンピュールのマットレスです。
その特許技術はテンピュール社内でも数人の科学者しか知らず、全国約35,000に及ぶ旅館やホテル、さらに医療現場などにも数多く導入されているマットレスでもあります。
また10年ほど前にはテンピュールの低反発枕が大流行。
肩こりの解消などで大きな話題となり、このことからマットレスよりも枕のイメージが強いかもしれません。
ともあれ、テンピュールといえば低反発のイメージがありますので、腰痛持ちには向かないのでは…と考えていました。
テンピュールマットレスの種類
テンピュールマットレスのラインナップは大きく6種類に分けられます。
種類 | 特徴 | 値段 |
---|---|---|
オリジナルコレクション | かため | 150,000円~350,000円 |
クラウドコレクション | やわらかめ | 150,000円~350,000円 |
センセーションコレクション | 動きやすい | 150,000円~350,000円 |
ハイブリッドコレクション | 可動性・弾力性 | 225,000円~390,000円 |
マットレスパッド | マットレスに敷くタイプ | 45,000円~140,000円 |
フトン | 畳・床に敷くタイプ | 25,000円~63,000円 |
それぞれサイズ・厚さによってお値段が変わりますが、厚さ19cm以上のマットレスタイプは総じて15万円から。
なかなか手を出しにくい代物となっています。
薄手のマットレスパッドやフトンはより安価に設定されていますが、床に敷くタイプとなると腰痛持ちとしてはちょっと避けたいところですね…。
今回はマットレスタイプから4種類、電動ベッドフレームを1種類体験してきました。
はたして本当に無重力状態とも思えるような感覚なのでしょうか。
実際にテンピュールを体験してみた
店員さんにがっつり接客されながらですが、実際に寝て体験したレポートをご紹介していきます。
- オリジナルマットレス
- ハイブリッドマットレス
- クラウドマットレス
- センセーションマットレス
オリジナルマットレス
いわゆるテンピュールの定番マットレスです。
かための仕上がりで、体全体のサポートと寝心地のよさから注目された原点のマットレスとのこと。
実際に横になってみると、マットレスがしっかり体に密着する感じで、確かにとても心地よい…。
しっかり体が沈み込むのですが、それでも寝返りが打ちにくいという感覚はありませんでした。
ハイブリッドマットレス
店員さんによればいまイチオシのマットレスで、スプリングとテンピュール素材が混合されて作られている革新的なマットレスなのだそうです。
お値段も他の種類よりお高めで、熱を吸収しひんやりとした寝心地を実現しています。
実際に体験してみると、確かに体を包み込んでくれるほどよい硬さです。
ただ「革新的!」というキャッチコピーほどの寝心地ではありませんでした…。
クラウドマットレス
こちらはかためのオリジナルマットレスに比べて、やわからめの仕上がりになっているマットレスです。
やわらかい感触と共に、心地よさやサポート力、耐久性まで備えているのだとか。
さて寝てみるともうとんでもなく、いや超やわらかい!きもちいい!
雲というよりもまるでマシュマロのベッドの上に寝転んでいるようでした。
ただ寝返りが打ちにくいということはなく、サポート力もしっかりしているようです。
肌触り重視!やわらかいマットレスがいい!という人向けのマットレスでした。
センセーションマットレス
こちらはオリジナル・クラウドとは違い、バランスを重視した安定感のあるマットレス。
マットレス表面素材の違いで、寝返りが打ちやすく、より動きやすく設計されています。
実際に寝てみた感触はハイブリッドマットレスに似ていて、ほどよく全身を受け止めてくれているようでした。
オリジナルよりもやわらかく、クラウドよりも硬いマットレスがいい!という人はこちらをオススメします。
テンピュールはマットレスよりベッドがすごかった!?
ちょうどクラウドマットレスのときに電動ベッドも体験できたので、ベッドフレームの体験レポートもつけておきます。
テンピュールのベッドは電動になっていて、自在に体を起こすことができます。
ちなみに上位機種にはUSBコンセントつき!
画像のように足元にも傾斜をつけられるので、マットレス単品よりもずっと無重力状態を体験できます。
腰痛持ちならわかると思いますが、足を上げて寝られると本当に楽なんですよね。
正直めちゃくちゃ欲しいのですが、これを購入すると人生の2/3くらいはベッドの上で過ごしてしまいそうです。
それくらいすばらしいダメ人間製造機でした(笑)
腰痛持ちはフトンよりマットレス
畳や床に敷くことのできるフトンタイプもあったのですが、店員さんによれば腰痛持ちにはやはりマットレスがオススメとのこと。
テンピュールのマットレスは厚さが19cmからとなっていますが、フトンは6cmと厚みがまったく違います。
フトンタイプは、ベッドを置くスペースがない人向けと考えたほうがよいとのことでした。
テンピュールマットレスの良い点
概ね好印象のテンピュールマットレスですが、特に良いとかんじられたのは次の2つです。
- とにかく気持ちいい
- 保証期間が長い
とにかく気持ちいい
腰痛が改善されていくかどうかは長く寝てみなければわかりませんが、正直お試しだけでも寝心地のよさは十分に伝わりました。
テンピュール=低反発、だから腰に悪いというイメージがありました。
しかし実際に寝てみるとしっかりと全身を支えてくれる弾力も備えられていて、低反発とはまた一味違うマットレスだとわかりました。
保証期間が長い
マットレスの種類によってはなんと15年もの長い保証期間がついているので安心です。
それだけ長く使用できるというメーカー側の自信も垣間見えますね。
テンピュールマットレスの悪い点
べた褒めしたいところですが、ちょっと購入を踏みとどまってしまう点もあります。次の2点ですね。
- とにかく値段が高い
- 通気性が不安
とにかく値段が高い
ベッドとセットなら中古車が買えてしまうほどのお値段です。
マットレス単品であっても他メーカーより価格帯が高く、このことは接客してくれた店員さんも認めていらっしゃいました。
このサイトで紹介しているモットンの3倍以上の値段ですよ。
いくら睡眠にお金をかけたいとはいえ、私達庶民はちょっとためらう値段ですよね。
通気性が不安
テンピュールはメーカー独自開発のオリジナル素材を利用していて、よく見るマットレスの断面図や製法などは明らかにされていません。
実際に寝てみるとウレタンフォームに近い感触でしたが、これだけ分厚いと寝ている間にかいた汗をどのように蒸発させているのか…。
さらにカビてしまった場合は保証の対象外ということで、少し冷たい対応にも感じました。
まとめ:ベッドとマットレスのセットで買えれば最強
テンピュールマットレスの実体験レポート、いかがでしたでしょうか。
個人の感想ですが、とにかく電動のベッドフレームがすばらしかったです(笑)
このフレームを活かすにはマットレスとセット購入するのがベストですが、総額なんと50万円以上です!
お金に余裕があって、睡眠環境をよりよくしたい人向けと言えますね。
マットレスの単品購入もありですが、もう少し薄手でもいいなら半額以下で良質なものを購入できます。
また旧モデルは公式サイトでもアウトレット価格で販売されているので、こちらも要チェックです。
テンピュールに興味のある人は、必ず店舗を訪れてから購入を検討してくださいね!